アグリ・エナジャイズ 秋竹社長インタビュー
2013年12月に設立した「株式会社アグリ・エナジャイズ」様を訪問。
代表取締役 秋竹慎一社長にインタビューしました。
秋竹社長は、大手ベンチャーキャピタル出身でキャピタリストを約20年していた経歴をお持ちです。これまで有望なベンチャー企業に投資して「事業を育て」上場させるということをプロとして行ってきた秋竹社長に、どのような思いでアグリ・エナジャイズを立ち上げたか、どのような事業を行っているかお話いただきました。
農業を元気づけたいという思いで会社設立
どのようなきっかけでアグリ・エナジャイズを立ち上げたのですか?
秋竹社長 ベンチャーキャピタリストの頃、農業をテーマとした投資ファンドプロジェクトのリーダーを任されたことがきっかけです。まずは農業分野のネットワーク構築に努め、農家の方々と関係を深める中で、農業の事業としての面白さを感じるようになりました。
農家の皆さんは「チャレンジをしたい」とおっしゃっています。
- 丹精込めて育てた農産物をたくさんの人たちに安心して美味しく食べてもらいたい
- 生産規模を拡大したいが、販売先をまず確保したい
- 自社ブランドの付加価値の高い加工品を作りたい
- 新しい商品開発に向けて生産を担ってくれる生産者を探している
農家の皆さんは、アイディアやチャレンジをしたいという思いは持っているが、日々の現場での作業も忙しく新たな事業の準備を始められずにいる。というケースを多くみました。農家の皆さんの「チャレンジしたい」という思いを実現させ農業を元気つけるためにアグリ・エナジャイズを設立しました。
農業の6次産業化と成長を後押し
どのような事業をされていますか?
秋竹社長 弊社は、販路開拓、商品開発、資金調達といった生産者サポートを軸として、農業に関連した新規事業の開発、マッチングを行っております。
生産地に出張して「これだ!」と思った農産物をシェフやパティシエに紹介してお店で使っていただいたり、イベントを開催していただいたりして生産者と消費者がつながる場をつくっています。
農産物を使うレストランのシェフは、農家の方が予想もしなかったような反応をすることもあり、生産者が販売先と直接触れ合う機会を作ることで農家の方の意識がかわることもあります。
会社を設立して半年ほどですが、6次化事業や資本提携の実績もできました。今後も夢のある事業を農業に関わる方々と共に実現させていきます。
[事例 会社案内より]
農業分野における新規事業、プロジェクトの創出
- 農業系ベンチャー企業と事業会社との資本業務提携
- 農業法人と事業会社とのコラボイベント開催
- 事業会社の農業分野参入時におけるコンサルティング
- 東南アジアでの農業生産に関するコンサルティング
6次産業化支援
- 農業協同組合による6次化事業に関する総合サポート
- マーケットインによる新商品開発
農作物の販路拡大
- 飲食店舗を活用したプロモーションの実施
- 飲食店舗への農産物販売機会の提供
- 著名シェフ、パティシエとのコラボレーション企画の提案
絵本作家とのコラボイベント等も
農天気 秋竹社長ありがとうございました。農業発展のため、ぜひ頑張ってください。
今後も農業エグゼクティブインタビューをしていきます。面白い取り組みをされている農家の方、農業ベンチャー企業、これから行動しようという新しいアイディアを持った農家さん、設立したばかりの農業ベンチャー企業、自薦他薦問いませんので情報をお寄せください。
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